なにかの備忘録

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新型コロナウィルスに関する個人的分析とあれこれ(2020年4月23日時点)

【はじめに】


こんにちは。
都内在住の32歳独身男性婚活中の山井です。

本日は現在世間を賑わせていて私達の生活にも大きな影響を与えている新型コロナウィルス感染症(COVID-19)(以下、コロナ)と、それが及ぼすものについて私なりに考えていきたいと思います。

 

この後長文&数字がちょっと出てきて読むのが面倒くさそうなので結論から言いますと。

実際の数字を見ることで事実は分かったけど結局そうなった原因とかこれからどうなるかとかは分からん!!
手慰み以上の収穫はない!!素人だもの!

です。


ここから先は(先も)暇つぶしにしかならないのでお気をつけください。


では、進めます。

 


【前置き】

そもそも何故こういうブログを書こうと思ったのか、というところから説明します。

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前説が無駄に長くなってしまったのでこちらもまとめると
「落ち着け、盲目になるな、考え続けろ、俺の分析がその為のきっかけになればいい」
です。
ちなみに全部精神論です。
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さて、中国で春節を迎えた1月末から2月上旬にかけて、日本ではコロナウィルスの話題が出始めていました。
そこから3ヶ月弱、世の中が一気にコロナ一色になりました。
今やコロナという言葉を聞かず、文字を見ない日は全く無いと言っても過言ではありません。

ですが私達はコロナの事をどれだけ知っているでしょうか。
印象だけで語っていないでしょうか。
必要以上に恐れすぎていないでしょうか。

 

勘違いしている人はいないと思いますが、5月6日になった途端に世界中から突然コロナウィルスが消えて無くなるからそれまで我慢すればいいだけ。
なんてことにはなりません。
コロナが存在する世界で5月7日以降も私達は生きていかなければならないのです。

世の中で考えなければならないことがコロナだけであるならコロナのことだけ考えて行動を決めればよいのですが、世の中はそれだけではありません。

 

大は小を兼ねる、という言葉がございます。
しかし果たして他を犠牲にした最大限マックスの警戒をいつまでも続けるのが正しいことなのかをいつかは考えなければならなくなります。

外に出ることでコロナが拡散されるかもしれない。
もちろんその通りです。
それは気をつけなければならないことです。

そのせいで私の、あなたの大事な人が感染して亡くなるかもしれない。
もちろんその通りです。
それは恐れるべきことです。
その可能性はありえます。その他の可能性と同じように。


現在、私も含めた社会は最大限の警戒をもって引きこもって人に会わないようにしています。

コロナという弾丸が入ってるかもしれないリボルバーの引き金を引くか。
収入ゼロという真綿で首を締めるか。
私達は現在、後者を選んで実行しているわけです。

前者は、弾が入っていれば弾丸が発射され、当たりどころが悪ければ誰であろうと死んでしまいます。
後者は、首を絞め続けている限り時間が経てば休業しているお店の関係者が確実に死に至ります。
どちらを選んでも私達の行動は人を殺すことに繋がるのです。


世の中こうなってしまった以上、何もかもが完全に完璧にガラっと魔法のように解決し、全員が元通りの生活を続けられる方法は無いのです。
何を優先し何を犠牲にするかの判断が、自覚的無自覚的に関わらず求められているのです。


外出する人が増えれば増えるほどコロナが拡散して亡くなる人が増えるかもしれないという想像が出来る人は、それと同じくらいの想像力を使って、外出する人が減れば減るほど収入が無くなって生きていけなくなる(亡くなる)人が増えるかもしれないという想像をしていて欲しいのです。


ちなみに私は別に外出自粛をやめて外に出よう!ということを推奨しているわけではありません。
私も現在、買い物と食事以外はほぼ引きこもって生活していますし、特に祖母には絶対会わないようにしてます。
それが現時点では正しいだろうと判断したからです。(会社の指示もありますが)

 

しかし、外出して生かしたい人に残したいお店にお金を落とすという判断をする人がいても絶対的な悪ではない、無条件に批判の対象になるわけではないという視点を持ってほしいです。
前述の通り、コロナに感染させて確率で殺すか。収入を途絶えさせて時間で殺すかは、常に天秤に掛けるべき問題なのですから。
どちらを取ってもリスクがある以上、どちらが1000%正しいなんて分かりません。

コロナが重要な判断基準であるのは間違いありませんが、コロナ目線だけで外出自粛が絶対的な正義であるという認識は果たして正しいのかどうかというのを、世の流れに流されるだけでなく各々考えていただきたいです。

 

判断材料は無数にあります。
そのうちの有力なものは政府や地方自治体の判断でしょう。
とりあえずお上の要請に従って行動するのは現状間違いではないと思います。
ステイホーム、ソーシャルディスタンス、三密を避ける、手洗いうがい、マスク、咳エチケット
守りましょう。


そしてその上で、どう行動すればより良くなるのかを考えて欲しいのです。
ニュースの言葉を鵜呑みにするのではなく、SNSで回ってきた情報だけを頼りに行動するのではなく。
貴方がとった行動がコロナに対しては確実に正しい行動であっても、別の方向から見たら別の側面があるかもしれないという認識を持ち、その上でどうするのがいいのかを天秤にかけられるようになってほしいのです。


私達は予言者ではありません。
政治家も、小売業の従業員の方も、専門家も、医療従事者も、物流関係者も、官僚も、国際機関の職員も、芸能人も、記者もそうです。
今日の判断や行動が1年後、10年後に振り返ってみて正しいかどうかなんて今の時点では分かりません。
しかも状況は常に変化していきます。
今日正しかったかもしれない事が、明日も正しいと思えるかどうか分かりません。
逆に今間違っているように思えても、しばらくしたらあれ良かったね、となるかもしれません。

 

私達は殴られても良いサンドバッグではありません。
政治家も、小売業の従業員の方も、専門家も、医療従事者も、物流関係者も、官僚も、国際機関の職員も、芸能人も、記者もそうです。
皆さん不安で、この生活にストレスが溜まっていることも分かります。
しかし、反撃されないだろう相手に向かってイメージだけで殴ることが正しいことでしょうか。
限りある資源と時間の中で行動しているので普段より何かしらのミスをすることも多くなるでしょう。
しかし、それを理由にその対象を全否定することが正しいことでしょうか。
イメージやほんの小さな瑕疵だけで無闇矢鱈に人を攻撃しないように正しい知識を身につけ、判断していきましょう。

 

私達は魔法使いではありません。
政治家も、小売業の従業員の方も、専門家も、医療従事者も、物流関係者も、官僚も、国際機関の職員も、芸能人も、記者もそうです。
今までのことを全部なかったことにしてコロナがなかった時の世界に、今この瞬間から一気に回復させて日常を取り戻すような夢の力はありません。個人の力では特に。
軽重はあれど、みんな辛く苦しい思いをしていると思います。
この状況は一人ひとりが、少しずつ、積み重ねて回復させていくしかないのです。
誰かに全部責任を押し付けるようなものではないのです。


ニュースやSNSなどにはコロナ患者や人に接するお仕事をなさっている方への謂れのない誹謗中傷や、心無い行動をする人がいるという話があります。
(全部が全部本当のことかどうかは分かりませんが)
その他にもどうも過剰に攻撃的になっている人が多くなってきている印象があります。
コロナを拡散することを恐れる想像力があるなら、嘘や偏見を持って人を攻撃することが善い行動ではないことも想像できるはずです。
何かの出来事に対して怒って批判している人を見たら、その人の批判が本当に複数の視点から見てその批判が正当なものかどうか考えられるように想像力を養っていきましょう。

ごっこの盤面の外でも鬼役だった人を鬼として理不尽に扱わないように。

ごっこの外では、鬼ごっこが終われば鬼役だった人もみんなで遊んだ仲間なんですから。


コロナについて正しく知り、適切に想像力を働かせ、適度に恐れることで、そういった悲しい出来事が少なくなれば良いと思います。
そういった社会を、これを読んでるあなたが作っていってください。
他の誰かではありません。
今後において、どうするのが正しい行動になるのかは、これから私とあなたが決めていくことです。

そのために、どの程度コロナを恐れるのが適切なのかを複数の視点から考えていく事が大事になっていくと思います。

 

その判断の一助になればと思い、今回データの分析を行いました。
ただし冒頭でも述べたとおり、意味はありません。
特に専門家でもない一般人がやるので当然ですね。

むしろこんな簡単で適当でもいいからちゃんと自分で調べて、考えることが大事だよ、という事が伝われば良いと思います。
そうすれば、テレビやSNSで不安と怒りの種を探して、それを本当かどうか分からないまま周りにばらまいてしまうより建設的になるでしょう。
また、人から回ってきた噂(SNS上での拡散含む)のファクトチェックをせずに感情に任せて再拡散してしまうことも防げるでしょう。

よく分からない人は基本的に公的機関からの公式発表以外は全部ブレストで出た案レベルとか妄想の域を出ないもんと思ってください。


コロナを拡散させない、だけど(そして)コロナ以外でも人を傷つけたり騙す側にならない。

 

(やべえ、思ったより前置きが長くなったぞ)

 

 

【分析内容】

各国との比較を通じて、コロナの脅威と日本の状況を見ていきます。

●比較した国々
日本、中国、韓国、台湾、アメリカ、イギリス、イタリア、エチオピア、オーストラリア、スペイン、ドイツ、ニュージーランド、フランス、メキシコ、ロシア
G7、島国、遺伝的に似てそう、人口が一緒ぐらいなどの理由から独断と偏見で15ヶ国選出しました。


●取得項目
コロナの感染者数・死亡者数、人口、人口密度、外国人観光者数、国内で最初に感染者が確認された日、入国制限を開始した日(?)。


データ引用元
・コロナの感染者数・死亡者数
厚生労働省 報道発表資料
新型コロナウイルス感染症の現在の状況と厚生労働省の対応について(令和2年4月23日版)
https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/houdou_list_202004.html

・人口
wikipedia 国の人口順リスト
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%BD%E3%81%AE%E4%BA%BA%E5%8F%A3%E9%A0%86%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%88

・人口密度
グローバルノート - 国際統計・国別統計専門サイト
世界の人口密度 国別ランキング・推移
https://www.globalnote.jp/post-3741.html

・外国人観光者数
グローバルノート - 国際統計・国別統計専門サイト
世界の外国人旅行客数 国別ランキング・推移(国連)
https://www.globalnote.jp/post-3608.html

・国内で最初に感染者が確認された日
wikipedia 国・地域毎の2019年コロナウイルス感染症流行状況
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%BD%E3%83%BB%E5%9C%B0%E5%9F%9F%E6%AF%8E%E3%81%AE2019%E5%B9%B4%E3%82%B3%E3%83%AD%E3%83%8A%E3%82%A6%E3%82%A4%E3%83%AB%E3%82%B9%E6%84%9F%E6%9F%93%E7%97%87%E6%B5%81%E8%A1%8C%E7%8A%B6%E6%B3%81

・入国制限を開始した日(?)
色々調べようとしたけど現時点の情報しか分からず第一陣の制限をいつかけたのか正確性に乏しかったけど調べるのめんどくさくて断念。


●前提条件
感染力の高いウィルス、ということで流行り始めてからの日が経てば経つほど感染者が増えていく、という認識は前提として共有したいと思います。

子供の頃に鬼が増えていくタイプの鬼ごっこをやったことがあるでしょうか。
1人が2人にタッチして、その2人が更にそれぞれ2人ずつにタッチする・・・
という流れを繰り返して行くと時間が経つにつれて鬼の人数がどんどん増えていきます。

鬼が活動的であればあるほど1人の鬼がタッチする人数が増えるので、鬼が増えるスピードも加速していきます。
更に言えば気づかないうちにタッチされていて鬼になっている人もいるかもしれません。
鬼じゃないと自分で思い込んでる人でも他の人にタッチするとその人を鬼にすることができます。
そうやってどんどんどんどん鬼が増えていきます。

鬼になってからある程度時間が経つと鬼は(2つの理由により・・・)鬼ごっこから離脱することになりますが、10日前に鬼になった人の数なんて現時点の鬼の数に比べたら少ないですので全体としては増えていく傾向に変わりはありません。

外出自粛などの措置は、この鬼が増えるスピードを抑えるためのものであって鬼を減らすものではありません。
何もしてなければ次の日に4倍に増えてたかもしれない鬼の増加スピードを2倍に抑えるのが外出自粛です。
1日の鬼の増加数が減らないのは当たり前です。

 

時間が経てば経つほど感染者は増えていくのが普通だ。
それが通常のパターンです。

 

●国内最初の感染例からの日数と死亡者数
日数が一番多いのは発生源と見られている中国と、それに近い国々、そしてドイツとアメリカです。
エチオピアニュージーランド、メキシコはこれからという感じですね。

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●感染者、死亡者の人口割合、最初の感染者が確認されてからの日数による変化比較

死亡者はエチオピア、台湾、日本、ニュージーランド、ロシアの順に低い。
エチオピアはまだ最初の感染者が確認されてから日が浅いので当然の結果。


注目すべきは国内感染者が確認されてからの日数が他国より多いにも関わらず死者割合が低い台湾と日本。
逆に言えば台湾や日本より遅く感染開始したのに、100倍以上死者割合が高い欧州が目立っています。あとメキシコ。
死者数で言えばアメリカが多いのですが、割合で言えばスペインが非常に高いです。

 

上で書いたとおり、日が経てば経つほど感染者が増えるスピードが上がっていきます。
なので基本的には感染者1号が確認されてからの日数が多ければ多いほど感染者も、死亡者も増えていくはずです。
筈なんですがこの中で早い段階で感染者が確認された国より、その国より10日ほど遅れて確認された国のほうが被害が大きいんですよねぇ・・・

なんなんこれ。


ちなみに死亡者数はアメリカが段違いに多いですが、これは人口も他国に比べて多いからです。

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●入国者数(外国人観光者数)による比較

外国人観光客の数と比較してみます。
外国人が多く入国する国は被害が大きいようです。

 

これは鬼ごっこの途中で、ゲームの外にいたはずの人がいきなり鬼役として参加してくるようなものだからでしょう。
増加の仕方にブーストがかかるようなものです。

 

早い段階で入国制限をかけられていればよかったのですが観光業が主要産業になっていて従事者が多い国ではなかなかその判断も出来なかったのでしょう。

日本は真ん中くらいの外国人観光者数ですが観光立国を目指してますし、よく3月の花見の時期の前に入国制限をかけたものです

ドイツはイギリスより観光者数が多いのですが、イギリスに比べて被害が抑えられています。

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●人口密度による比較
人口密度が高い国ほど感染のスピードが高くなるかなと思ったのですがこれを見るとそうでもなかったです。
本来は都市別で見るべき項目でしたorz

 

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●被害が広がっている国と、うまく抑えられている国
被害が比較的抑えられている国は
ロシア、オーストラリア、台湾、日本、韓国
など、アジア中心

ニュージーランドエチオピアは感染確認後日数が少ないため除外

 

被害が広がっている国は
フランス、イギリス、イタリア、スペイン
など、欧米となってます。

この2つの集団では感染後の死亡率にもめっちゃ開きがあります。
なんなんこれ。

被害が抑えられている国の感染後死亡率が1%前後なのに対して
被害が広がっている国の感染後死亡率は10%を超えています。
ロシアだと感染した人の100人に1人しか死なないのに、フランスだと17人亡くなってしまう。

原因は医療崩壊だと言われていますがそんなに変わるのでしょうか。
だとしたらコロナ以外での死亡者数も増えているはずですよね。そちらへの影響も考えると恐ろしい。

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※これを書いている最中にコロナ陽性で自宅待機していた方が亡くなっていたというニュースを見ました。他にも同様の事例があるかどうか分かりませんが、これ以上は憶測でしかない以上ここでは考慮せずにいきます。そのうち明らかになるでしょう。


【仮設】
①比較的気軽に入国できるかできないか
確かに陸続きで比較的入国がしやすい国のほうが被害が大きいように思えます。
島国や半島(かつ半島の出口とは人の行き来が多くない)であり、管理がしやすいというのも要因として大いに有り得るでしょう。
なおイギリス。

 

②政府の対応の差
これはかなりあるのではないかと思います。
入国制限をかける決断など政治判断がかなりのウェイトを占めているはずです。

とはいえ、これらの施策は成功しても感染のスピードを抑える効果があるだけです。
いま被害が抑えられている国もこれから時間が経てば経つほど他国と同じ域にまで達する可能性は高まります。

 

③気候の差
オーストラリアが少ないことから検討しましたが、もう春先ですし気温的には北半球も南半球もあまり変わらなかったです。没!

 

④飽きた
他にもいろいろ考えてましたがアウトプットするの飽きました・・・
あと陰謀論的で人目に憚る仮説(笑)もありますし。これは将来お酒の席かどこかで―――


いやぁ、私にやる気と能力があればもっと色々調べてみたかったんですがここら辺でやめます。

調べたかったけど面倒くさくなってやめたことメモ
・都市別のデータ
・1月中旬以降の中国からの入国者数(帰国者含む)
・1週間毎の増加率
・各国で都市が最初に緊急事態宣言を出した日
・過去2年のインフルエンザの死亡者数
・過去2年の肺炎の死亡者数
・過去2年のGDPに占める観光業の割合
・水の違い(軟水硬水)
・喫煙率
・花粉症患者の人数
・飲酒量
・夜間の活動量
・使っている油の種類
・タンパク質の摂取先と量(大豆か肉か魚かとか)

 


【まとめ】
簡単に集められる数字をまとめて見てみるだけでしたが、どうでしょうか。
そんな事もう知ってたよ!ということばかりでしたでしょうか。
印象と違うことも中にはありましたでしょうか。

 

比較をしてみると島国というアドバンテージがあるものの、それを差し引いても日本はコロナ対応の成功国の一つに数えても良いのではないかと思います。
人口や外国人観光客数、感染発生からの日数から考えると他国より被害が大きくなるはずなのに、そうではないのですから。
(まだこれからどうなるか分からないのであくまで現時点での私の評価ですが)

 

理由の一つとしては政府の対応が良かった点があげられると思います。
日本と言えば、DP号の乗客を簡単に下船させなかったことで世界から非難されたり、休校措置を取ったことで混乱を招くと批判されたり、もっと検査数を増やせと指摘されても検査をしっかり基準を持って対応したことなど、初期の対応が今に活きているように感じます。


1人の鬼が4人の鬼を作ろうとしている時に、いきなり数百人の鬼がゲームに参加するのを防いだり、逃げ場のない場所で鬼が増えまくるのを防いだり、鬼じゃない人が鬼になりにいくのを防いだりと言った効果があったはずです。
支持率低下を恐れず決断をした方々のおかげですね。

 

この件に限らず、「何かをする」というのはその何かの恩恵を受けないと思ってる人や受けても感じられない人には批判の的になってしまいます。
専門家の人たちの意見も、その専門のポジショントークである以上全て鵜呑みにしてはいけません。複数の分野の様々な視点の意見を取り入れ、総合的に判断して優先度を決めていく事が政治に求められます。


人もお金も資源も設備も方法も情報も時間も限られている中で、全ての人が納得の上ですべての人に利益のあることなんて出来るはずがありません。
AをやってもBをやっても誰かしらには非難される時に、何もしないことを選択せずに何かをやることを選択することは容易ではありません。
そんな中で今振り返ってみて、あの判断が良かったと思えるのは、今の世界の状態を見てもかなり凄いことでしょう。(ネトウヨ的発想)
あの日本が、他国がやってることを真似せずに自分でより良い選択を導いたんですよ?

 

死者ゼロや影響ゼロでない以上パーフェクトではありませんが、神ではない身にそれを求めるのは我儘に過ぎます。(政府への信頼の裏返しなのかもしれませんが)


また、もちろん政府だけではなく、政府方針に従ってしっかり外出自粛をしている方々、その中で社会のために働きに出てくださっている方々、一人ひとりの努力の賜物でもあるはずです。

 

しかしこれからはどうなるか分かりません。
状況の変化を捉えながら、事実を自分の力でしっかりを見極めることでテレビやSNSに溢れているよく分からん情報に踊らされないよう過ごしていきましょう。
落ち着いて、冷静になれる人が多くなりますように。

 

私は素人なのでこれ以上の分析考察、何故そうなったのかやこれからどうすべきかの考えを深めることは(少なくともこういった形では)しません。
これを見た人の中で時間が余ってる人がいたら試しにこういった事を調べて手慰みにするのもいいんじゃないでしょうか。
色んな人が色んな視点を出すと楽しいですし。

 

【あとがき】
分析とはいえ、人の生き死にを数字で考えるのは精神的に辛いものがありますね・・・
死亡者1の中には私と同様に生まれてからそれまでの人生があったはず。
それを考えの外に置いて数字だけ見てると、終わって振り返った時の罪悪感が半端ないです。

 

コロナが原因で無くなった方のご冥福を改めて祈ります。

 

そして、そのほか辛い思いをしている人々も、1人でも多くの人が今より明日を良い日にする事ができるようになりますように。

 

 

暇な時間に一気に書いたものなので文章の乱れや読みにくい部分も多々ありましたがここまでお読みいただきましてありがとうございます。

 今までツイッター上ではコロナに関して自分の意見をなるべく控えるようにしていました。

言いたいことはこの記事を見てもらえれば分かる通り山程ありましたが、それは言うべきことではないと思ってたからです。「コロナ」って単語を使うのも、ただでさえその文字を見ない日は無いのに自分で使うと日常が侵食される気がして嫌でしたし。

ですが我慢できなくなってブログで一気に発散することにしました。

お付き合いいただきましてありがとうございました。

 

生きていたらまたどこか出会いましょう。

それでは

Stay HOME, Stay COOL! !